プロフィール
- ★ 奈良県立郡山高等学校に進学する。
放課後は唐招提寺に通って、お気に入りの如来形立像を描く。
- 1968★ 上京して多摩美術大学・油画科に入学する。
新制作美術協会展・スペースデザイン部門に入選する。(東京都美術館 1970年)
((ブルーサーフィスシリーズ))で個展をする。(楡の木画廊・東京 1971年)
美術評論家の平井亮一氏と詩人の岡田隆彦氏が来廊され、平井氏が美術誌「三彩」に展評を執筆する。
- 1971★ 多摩美術大学を卒業する。美大では、奥野健男先生、高階秀爾(たかしなしゅうじ)先生、中原佑介先生、東野芳明先生、針生一郎先生、坂崎乙郎先生が理論で、実技は、高松次郎先生、フランス語は、清岡卓行先生。
大学院の斉藤義重先生にご指導いただいた。奥野先生は、小説家の島尾敏雄氏を教室に招いて、小説『棘』のレクチャーをしてくれる。強烈な刺激を受ける。
「棟方志功版画の世界展」オープニングセレモニーの招待を受ける。(朝日新聞社主催・奈良県立美術館 1976年)これがきっかけで同席の文芸評論家の保田興重郎(やすだよじゅうろう)氏の全集を読み雄略天皇の時代に思いを馳せる。
- 1978★ 具体美術協会の松谷武判氏の勧めで渡仏する。パリ市サントノーレ、シャタネマラブリーに居を定める(1978年)。
画家・斉藤真一氏と知り合う。アトリエに彼がやって来て、夜半まで談笑したことが懐かしい。
- 1979★ ワンデイイベントでパフォーマンスを行い木材と格闘する。(靭ギャラリー 大阪 1979年)
- ★版画家の木村茂氏のアトリエで銅版画の手ほどきを受ける。
- 1981★帰国展として銅版画(北国紀行)を開催される。(丸ビル吉美画廊1981年)
- 1983★アクリル画 (Slit up)がル・サロン展に推挙される。(パリ・グランパレミュージアム 1983年)
- 1984★CWAJ現代版画展に(北国紀行)の一部が推挙される。(東京アメリカンクラブ 1984年)
- 1986★ 天理ビエンナーレに油彩画(落書き)が入選する。(1986年)
- ★ JRA、馬の絵展に入選する。(銀座松屋デパート)
- 1988★画廊企画展に油彩画(落書き)など数点を出品する。(正光画廊東京 1988年)
- 1988★ 油彩画(私の風景シリーズ)で個展をする。(ラ・ポーラ奈良1988年)出品作(葡萄酒)が"美術手帖"に掲載される。(美術出版社1988年8月号)
- 1989★ 油彩画(続・私の風景シリーズ)で個展をする。(ENYA 滋賀 1989年)
- 1990★ 東京・上野の森美術館展に油彩画(Waiting Room)が入選する。(1990年)
- ★画廊企画展に油彩画<自転車に乗って>を出品する。(ギャラリーすずき京都&ArtSta dium 309京都)
- 1992★ 油彩画(続々・私の風景シリーズ)で個展をする。(ぐりんぴーす滋賀 1992年)
- 2008★ミクストメディア(WHEN I WAS YOUNG)で個展をする。(ギャラリー・アーティスロング 京都 2008年)
★ 童話コンクールで『コスモス』が金賞を受ける。(児童憲章愛の会 1976年)
★詩集『ぎんやんま』の挿絵を描く。(子どもと詩文学会 1976年)
★ 小学校道徳教科書の挿絵を描く。5年『千羽鶴』6年『水俣病』を通して。(日本文教出版社 1976年)
★ 連載『画と文私の風景シリーズ』40数回分を描く。(奈良新聞社 1976年)
★ 連載ルポルタージュ『教育を問う』の挿絵を描く。(奈良新聞社 1977〜78年)
★『奈良ゆかりの現代美術人』の30数回分の随筆を書く。(奈良新聞社 1979年)
★関西文学・詩部門に入選する。(29歳頃)
★『近代文学の中の奈良 43大西保私の風景シリーズよりその絵と文によみがえる失われた日々』(筆者内海一二氏 月刊奈良 1980年6月号)
★『絵と文冷たい雨&若狭より』を巻頭に描く。(月刊奈良 1980年12月号、1981年2月号)
★特集『試みをする人々/きれはしの記』と題して随筆を書く。(BLACK PAN 70号 1981年)
★研究紀要の装丁をする。(近畿大学語学センター刊 vol.4 No.2 1995年)
★美術論文『槐多命名と森鴎外との関連』を書く。(近畿大学高校研究紀要9号 1998年)
★和泉選書『伊勢志摩と近代文学』の装丁をする。(和泉書院 1999年)
★ 佐野朝彦写真集『汚染された故郷』の装丁をする。(リトルガリヴアー社 1999年)
★ 詩集『そのまんま』の装丁をする。(リトルガリヴァー社 1999年)
★ 近代文学選集『阪中正夫文学選集』の装丁をする。(和泉書院 2001年)
★事典シリーズ『紀伊半島近代文学事典』の装丁をする。(和泉書院 2002年)
★病院のロゴマークのデザインの依頼を受ける。(かづき脳外科クリニック・奈良市大宮通り)
★奈良県立郡山高等学校に作品が収蔵される。
★若洲一滴文庫に作品が収蔵される。(水上勉文学の里・福井県)